本日を最後に我が職場のYさんが会社を辞めました
先日15日
Kさん、Iさん、本日辞めていったYさん、
今月いっぱいで辞めるHさん、私
そして何故かうちのチビの合計6人で
YさんとHさんの送別会をしました
仲の良い者の集まりだったので
しんみりという感じは一切なく
とても楽しく思い出に残る送別会になりました
本当は参加するはずだったTさんともう一人のIさんは
参加できなかった代わりに
参加費を一部負担という形で
お餞別代りになりました
そして
本日Yさん最後の勤務の日…
私は親分O、おばあちゃんH、フロントHの3人は
Yさんにお餞別を渡したのかが気になり
フロントHに聞いたのです
聞いた事を後悔したのはその後でした
親分OとおばあちゃんHは
昨日がYさんと会う最後の日だったのですが
私が今朝フロントHに
『親分たちはお餞別渡したの?』
と聞いたところ
『私は昨日休みだったから分からないのよ』
との返事
『じゃあHさんは今日渡すの?』
と聞くと
『いや、Oさん達昨日がYさんと会う最後の日だったら昨日私の分も渡してくれてるはずだから』
との返事
『Oさんに預けてたの?』
と聞くと
『いや、立て替えてくれてるはずだから』
との返事
そこへKさんが
『あの…私の聞き間違いかもしれないけど…多分Oさん達昨日何も渡してないと思う…聞き間違いだったら本当にごめんね…
昨日OさんとHさんが話してたのが聞こえたんだけど…Hさんが【どうする?】って聞いてOさんが【そんなもの渡さなくていいわよ】って言ってたんだけど…その事なのかどうか…』
と遠慮がちに話す
とりあえず私とKさんは仕事に向かう
その間フロントであるHさんは
こっそりとOさんの家に電話をした
…本人は留守で旦那様が応対
本当は留守であることを知っていたHさんは
適当にその場を取り繕い電話を切る
しばらくしてOさんから会社に電話
開口一番彼女はこうのたまう
『何で家に電話するのよ!!旦那には仕事に行くって言って家を出てるのに!!』
Yさんのお餞別の件を話すと彼女はまたのたまう
『そんなもの何で渡さなきゃならないのよ!!あなたも渡さなくていいって言ったじゃないの!!休みの日にそんなつまらない事で電話しないでよ!!』
……人間を疑った
Oさんが旦那様に仕事に行くと嘘をついて
行っていた先はパチンコ屋である
電話をしたHさんを責める筋合いはないのである
Oさんは携帯を持っているくせに
持ち歩かないのだから
緊急連絡などはすべて自宅なのだから
そして
Oさんはベッドメイクもするが
フロントも兼業している
しかしそれは名ばかりで
彼女がフロント担当の時は
いつも座りっぱなしでほとんど仕事をしない
では誰がフロント業務をこなしていたのか
ほとんどがYさんと私で賄っていたのである
にもかかわらず
そんなセリフがなぜはけるのだろうか
そんなOさんが私たちのトップなのである
情けなくてしかたない
50代半ばの彼女に70前のHさんまでもが
『そんなもの渡さなくていいわよ』
という言葉に従う
おばあちゃんHさんはOさんより古株なのに
いつも彼女の従順な子分だ
フロントHさんがその後どうしたのかは分からない
個人的に私たちに分からないように
こっそりお餞別を渡したのか
そのまま自分もない事にしたのか
けれど帰り際
フロントHさんはYさんの為に涙を流した
私はそれだけでも充分だと思った
そして
私とKさんは別に示し合わせたわけでもなんでもないのだが
偶然にもそれぞれプレゼントを用意していた
私は
OとおばあちゃんHの次に古い人間である
年齢は後から入ってきた人に比べれば若いのだが
ナンバー3という立場である
上に立つ者として
誰よりもよく働いていた彼女に敬意を示すのは
当然の事だと思い
送別会とは別に気持ちを表したくて用意した品だったのだが
Yさんはそれを手にしたとたん号泣した
Kさんも恐らく同じような気持ちで用意したのだろう
彼女はナンバー4という立場だからである
そして何よりも
Yさんの人柄が私たちにそうさせたのだ
誰にでも好かれるとても素敵な女性だからだ
大粒の涙をぼろぼろこぼし
それでも私に
『本当に無理はしないでください…ありがとうございました』
と両手を出して握手を求めた
私は彼女の手を強く握りしめ
泣きそうな自分をぐっと押しとどめ
『もぉ~泣くなよぉ^^』
と答えるのがやっとだった
いつまでも泣いている彼女を見れば見るほど
Oの人間性に怒りを覚えた
別れはとても悲しかった
けれど
人間味の全くない人の下で働く自分は
もっと悲しく思えた
そんな人の下で働くことから
解放されていったYさんは
私たちにとって悲しい別れであっても
彼女にとっては心から良かったことだと思った
Yさんに幸あれ…
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